香港はアヘン戦争以後、イギリスの植民地でした。1997年にイギリスから中国へ返還され、正式名称は、中華人民共和国香港特別行政区と言います。香港特別行政区基本法によって高度な自治権を有していますが、外交、軍事は中国政府の管轄となっているFX、社会主義と資本主義が共立している珍しい地域が香港です。通貨も人民元で無くFXチャート香港ドルがそのまま維持されています。香港はアジアで東京に次ぐ金融センターで、1人あたりのGDPも中国の1行政区でありながら先進国並みです。香港ドルは香港上海銀行、中国銀行、スタンダードチャータード銀行の3つの民間銀行が発行しています。図柄はそれぞれ違うので、銅額面なのに3種類の紙幣が流通していることになります。 香港ドルの変動は、米ドルなどと同じように、経済指標や要人の発言が主な変動要因になります。それに加えて、香港市場で取引されている中国株の動向、中国人民元の上昇も香港ドルの変動要因です。特に人民元は、2005年の切り上げ以降上昇を続けていて、2007年1月には初めて香港ドル1ドルが人民元1元の価値を下回りました。外国為替FX人民元が国際的に流通することが出来るようになれば、香港ドルは人民元に取り込まれてしまう可能性もあります。とは言っても、いきなり香港ドルが人民元に取り込まれることはありません。1つの運用対象としての香港ドルにはまだ魅力があると思います。